個人ゲーム開発で一番しんどいのは開発じゃない説

きー坊の独り言

一番しんどいのは開発なのか?

個人ゲーム開発と聞くと、やっぱり一番大変なのはゲームを作ることだと思われがちです。

プログラムを書く。

バグを直す。

絵を用意する。

音を入れる。

ストアに出す。

たしかに大変です。

ゲーム開発は普通に大変です。

でも、個人でゲームを作っていると、だんだん思うことがあります。

もしかして、一番しんどいのは開発じゃないのでは?

個人的にしんどいと思うのは、収益の不安、宣伝、ストア対応ですかね。

ゲームを作ること自体も大変なんですが、それ以上に「作ったゲームをどう生き残らせるか」がかなり大変です。

作って終わりなら、まだ気持ちは楽です。

でも現実は、作ってからが本番です。

むしろ、そこから地獄のチュートリアルが始まる感じでやんす。


一番メンタルに来るのは収益の不安

個人ゲーム開発で一番メンタルに来るのは、やっぱり収益低下です。

人生を生きるのにはお金が必要です。

これはもう、どうしようもないです。

「ゲームを作っているだけで楽しいから、収入なんていらない」

こう言えたらかっこいいです。

でも正直、綺麗事だと思います。

ゲームを作っていくためにもお金は必要です。

生活費も必要です。

パソコンも必要です。

開発環境も必要です。

たまにはスシローにも行きたいです。

収益が安定していないと、来月は収益が低くて生きていけないかもしれない、という不安が普通に出てきます。

夢だけで家賃は払えません。

情熱だけで電気代も払えません。

正直、10億円くれるならゲーム開発をやめるという人は、結構いるんじゃないですかね。

おいらも「10億円です」と言われたら、一回かなり真剣に考えます。

かなりです。


収益が下がるとIQも下がる

収益が下がってくると、同時にIQも下がっていきます。

これは本当にそうです。

余裕がなくなります。

焦りが出てきます。

正常な判断を取るのが難しくなります。

「新作を出さなきゃ!」

「アップデートしなきゃ!」

「何かしないと終わる!」

こんな感じで、頭の中がどんどん騒がしくなっていきます。

もちろん、行動すること自体は大事です。

でも焦った状態で動くと、あまり良くない判断をすることがあります。

全く面白くないゲームを作ってしまったり。

的外れなアップデートをしてしまったり。

本当は待った方がいいのに、無理やり何かを出してしまったり。

収益が下がると、心の中の冷静な開発者がどこかへ行ってしまいます。

代わりに、焦りだけで動く開発者が出てきます。

これはなかなか危険です。

まだゲームに関して何かしようという頑張りがあればいいのですが、最悪の場合「もうゲーム開発をやめてしまおう」となる可能性も十分あります。

個人開発は自由です。

でも自由だからこそ、折れる時も一瞬です。


宣伝は開発能力とは別の能力

次にしんどいのが宣伝です。

ゲームを作っても、宣伝しないと見つけてもらえません。

投稿しても伸びない。

伸びないからゲームを知ってもらえない。

ゲームを知ってもらえないから、作った意味がなかったように感じてしまう。

この流れはかなりしんどいです。

もちろん、本当は作った意味がないわけではありません。

作った経験は残ります。

技術も残ります。

次に活かせるものもあります。

でも、作ったゲームが誰にも遊ばれないと、やっぱり心には来ます。

「おいら、何をしていたんだろう」

そんな気持ちになることもあります。

しかも宣伝は、ゲーム開発の能力というよりマーケティング力です。

ゲームを作っているだけでは、なかなか身につかない能力です。

でも必須です。

ここがつらいところです。

プログラムを書けるだけでは足りない。

ゲームを完成させるだけでも足りない。

それをどう見せるか。

どう届けるか。

どう遊んでもらうか。

そこまで考えないと、個人ゲーム開発で生き残るのはかなり難しいと思います。

開発者なのに、気づいたらマーケターもやっています。

きー坊スタジオではなく、きー坊広告代理店です。

いや、広告代理店を名乗れるほど宣伝がうまいわけでもないので、ただのきー坊迷走店かもしれません。


ストア対応も地味に重い

ストア対応もしんどいです。

ゲームを出す時の審査準備が大変なのはもちろんですが、それだけではありません。

各プラットフォームの規約変更への対応もあります。

急に「この日までに対応してください」みたいな通知が来ることもあります。

普通に焦ります。

しかも対応しなきゃいけないのは、新しいゲームだけではありません。

昔のゲームも対応しなきゃいけません。

これがまた大変です。

昔のゲームって、内容を覚えていなかったりします。

作り方が今とは違ったりします。

昔の自分がどういう構造で作ったのか、今の自分が見てもよくわからないことがあります。

過去のおいら、何をしているんだ。

そう思いながら古いプロジェクトを開くことになります。

既存ゲームが多いほど、この対応は増えます。

ミニゲームを100個出す人と、大型ゲームを1個出す人では、保守の大変さがかなり変わります。

ミニゲームをたくさん出すスタイルは、当たるチャンスも増えます。

でもその分、あとから対応しなきゃいけないゲームも増えます。

これは開発スタイルによっては、超絶大変になる人もいると思います。

ゲームを出すということは、そのゲームの面倒を見続ける可能性があるということです。


それでも続ける理由

ここまで書くと、個人ゲーム開発ってつらいだけなのかと思われるかもしれません。

でも、続ける理由はあります。

単純に面白いです。

自分が考えたゲームでユーザーが楽しんでくれる。

これはかなり嬉しいです。

自分の頭の中にあった変なアイデアが、ゲームになって、誰かに遊ばれる。

しかも笑ってもらえたり、ツッコんでもらえたりする。

これは個人ゲーム開発のかなり楽しいところです。

おいらはおふざけが好きなので、その能力を全面的に出せるのも大きいです。

普通に生きていると、おふざけを全力で出す場所って意外と少ないです。

でもゲームならできます。

「土下座で滑るゲームです」

「お金を落として億万長者を目指すゲームです」

「よくわからないけど遊んでください」

こういうものを、わりと本気で世の中に出せます。

あと、元々ゲームを遊ぶのが好きです。

好きなものを作るのは、やっぱり面白いです。

しんどいことはあります。

かなりあります。

でも、それでも面白い瞬間があるから続けているんだと思います。


開発と宣伝はセット

これから個人ゲーム開発を始める人に言うなら、開発と宣伝はセットだと思った方がいいです。

ゲームは作るだけで終わりではありません。

その後の運営もしっかり頑張らなきゃいけません。

遊んでもらうために宣伝する。

収益を見ながら改善する。

ストアの規約変更にも対応する。

必要ならアップデートする。

ユーザーの反応を見る。

また考える。

こういうことがずっと続きます。

個人ゲーム開発は、ゲームを完成させた瞬間がゴールではありません。

むしろスタートです。

作ったゲームをどう届けるか。

どう続けるか。

どう生き残らせるか。

そこまで含めて個人ゲーム開発なんだと思います。

なので、個人ゲーム開発で一番しんどいのは開発じゃない説。

これは結構本気で思っています。

開発も大変です。

でもその先にある、収益の不安、宣伝、ストア対応、運営。

このあたりが本当のしんどさかもしれません。

それでも面白いから作る。

それでも誰かに遊んでほしいから出す。

そしてまた焦りながら、悩みながら、たまにIQを下げながら、ゲームを作っていく。

これがクソゲー開発者の現実でやんす。

きー坊

クソゲー開発者

クソゲー作ってます
いっぱい焼肉食べるのが好きです
お寿司もジュースも好きです

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